アロハを着たハンター

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zoom RSS 具象か抽象か

<<   作成日時 : 2019/04/16 20:46   >>

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人は具体的なイメージを夢や希望として持つ時
それがより現実となりうるとは物の本でよく読んだし
これまで生きてきて実感もしているところだ

よく考えてみるとそれは至極当然のことだ
なぜなら、夢や希望とは具体的なものだから

人はみな、こころの小部屋にひとつの具象画を立て掛けている
それが何で、どれだけ鮮明であるかが違うだけだ

そして、そうであるなら
人のこころも、またそれが作り出す表象部分の人生も
千差万別、ピンキリの様相でありながら
同時に、さしたる違いなどないのだと知れてくる

その具象画が壮大な宮殿であろうが枯野のススキであろうが
所詮同次元の平板な、同列のものなのだ

具象とはリアルの礼賛であり
同時に、リアルへの隷属である

だからこそ、それに対する
シュールレアリズムやキュービズムのような
アバンギャルドがあるのだと思う

没主体の網羅的な全体を放り捨て
具象を描きうる既成の形への隷属を拒絶し
似たり寄ったりの表象の退屈な世界ではなく
危険だが核心に迫る悦楽の時を刻む

俺のこころの小部屋には
ひとつの抽象画を立て掛ける

もちろんそれは
夢や希望といったものではない

たぶん、俺の自画像
俺のイデアのようなものだろう

表象の形など何ひとつ信じない
抽象の世界の奥の奥に、分け入るのみだ


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