アロハを着たハンター

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<<   作成日時 : 2019/04/07 07:17   >>

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高貴な鈴の音を聞いたような気がした

しばらくは何故そう思ったのか分からなかった

分からないまま、
「令和」という新しい年号に
心のまだ分け入ったことのない奥の闇から
「リンッ」 という密かではあっても、どこかで、ずっと
待ち続けていたその音を聞いた気がした

そのわけの一つが今、
ふっと、降りてきた

「令」が「鈴」という字を
無意識のうちに呼び寄せて
それは「リンッ」という音となって響いてくるのだ

長い長い旅を経て、ようやく
彼方に一軒の小さな庵の灯りを見たような

生き抜くことだけで精一杯だった月日の先に
可憐な一輪の花を見つけたような

小さくて、静かで
でも、確かな、

そして、なによりも

傷つき、老い、くたびれ果てたこの俺を
無言の微笑みで、迎え入れてくれるような

そんな、不思議な驚きと
喜びを、感じたのだ


西行の辞世の句を思い出した
〈願わくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ〉

「令和」にこの世を辞するなら
これこそ本望だと、感じたのだ

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