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zoom RSS 欲望と理性のコントラスト

<<   作成日時 : 2017/08/08 20:36   >>

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村上龍「トパーズ」 読了

book off で100円で売られていた
好きな作家の読み残しを拾ってはみたが、時代は変わり当時は問題作であったとしても、今は古本ながら100円の値をつけられていることが至極妥当であると納得した
バブルな時代の人間の本性をあぶり出したともいえるが、その告発された本性と対峙させられたところで、何がどうなる訳でもない。面白くもないし、何の感動もない
こうまで赤裸々で自由奔放な性表現に、女という実体の告発や人間の存在そのものへの絶望云々や作者の反逆性を読み取るのが正しいのかどうか、ただ表現の自由への際限のないバブル的な甘えと、時代の寵児として自負する不遜な奢りが書かせた自己快楽的な戯言に過ぎないとも思うのだ


欲望のままに生きる
理性もモラルもそれができない者の負け犬の遠吠えのような
惨めな自己弁護の小理屈のように思えないこともない

欲望を開放するには力がいる
力のない者がそれを求めると破滅する

人は皆自分の力相応の
欲望と理性の均衡の上に生きている

欲望とは理性とは力とは・・
その定義は置いておこう

ただ夢みる俺流の生き方は
俺流の欲望と理性のコントラストの中にある

女に酒にギャンブル
金・金・金
自由と栄光と名声・・

対するは法律?
モラル?愛?掟?
美意識?

そのコントラストは無限であり
人の数だけ広がっている

欲望は生きている証しだが
理性のグリップが効いていなきゃただの糞だ

マンハッタンの宵に現れる金星
炎天下の一陣の涼風
暗黒のジャングルに浮かぶ青月
果てなき大海原と北極星
カリンと音を立てるオンザロック
女の肉体と拳銃

欲望を放ち
欲望を切る

サバイバルナイフを捌き
俺流のコントラストを刻む
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