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ハードボイルドダンディズム

余計なものはいらない 拳銃もフロックコートもタバコも 苦みばしった顔も鼻につく寡黙も キザなジョークも違うんだよ チャンドラーのどこがいい? ヘミングウェイの「誰が為に鐘は鳴る」には会話の多さに辟易したね 千利休の茶の湯のような過剰なものへの拒絶 説明も感情も情緒も イデオロギーも哲学もモラルも宗教も 腹が立つほどに退…
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静かに深く潜行する

佐藤 優「知の教室」 近藤正高 著「タモリと戦後ニッポン」読了 タモリも佐藤も日本を成熟化させる役割の一助を担った才人ではある 成熟とは物事の相対化であり退廃の入り口だ 脂も乗り絶対の剣を振り回す国策捜査前科一犯の佐藤優 毒気も抜けて出がらしのようにクールに干上がった相対化のアバンギャルド ・タモリ さあて、何をしよ…
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変革と剣客

「返却」で検索してログをとるつもりが 無意識のローマ字入力で「変革」と出た 再度入力すると今度は「剣客」・ ん! DNAの突然変異も 日常が劇的なその時に変わる瞬間も わずかな偶然の齟齬(そご)が為す 創造とは魅惑的な齟齬なんじゃないか? 意図せぬ齟齬に勝る創造はない 運命の齟齬こそ 待ち続けている鬼…
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地雷の上 鉄条網の下

もっと危険なことをやろうze 誰もが求めてやまない安心安全なんて 無為無能と退屈の吹き溜まりに過ぎない 突破するんだyo 突破とは危険のMAXを越えることdaro 地雷の上を渡り鉄条網の下をくぐるnosa 安心安全の穴ぐらに心は散り散りに乱れ 凍りつくような鉄条網の下にKoso安心立命はある 常に人間は追…
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四次元に転がる路傍の石

ある男が聖者に尋ねた あなたは何処から来たのかと 聖者はやれやれといった苦笑いをしながら答えた 何処からも来ないし 何処へも行かない 時間軸は今しか見えないが 見えないだけなんだろうね それが全てがデジャヴュである所以であり 携え続けた真実の予感の意味なのか 10年前は手のひらの裏側のようであり…
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波間に消えた船

デッキを洗う大波 左右前後に揺れ軋む船体 カムチャッカ半島の沖合で嵐に遭遇したカニ漁船のように 大波に持ち上げられ波間に消える 2015.9.19 am2:18' 安全保障関連法成立 この国の腹に巣食う似非政治家や似非学者ごまんの肥大した蟯虫(ぎょうちゅう) 太鼓を叩き愚民を情緒的に扇動し蟯虫を擁護し国民の白…
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覚醒の稲穂

台風も幾つか通り過ぎ サウナのあとの冷水風呂のように まだ余熱を残した夏のマインドに流れ込む曙の冷映 青い稲穂がつらなるように 肥大し倦怠に堕した何かが瞬時に 硬く小さな覚醒の実に変わる時 収穫したことなど遂ぞなくとも 今年もまた稲穂のように硬く小さな実をつけた ゴールしたことはなくても またスタートライン…
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おもしろき こともなき世を おもしろく

おもしろきこともなき世をおもしろく 生きれるもんかよ 生きた ああそれでも俺は派手にやったぜ 生きる もう終(しま)いなんだよ 生きるとき 講釈なんぞたれるなよ 生きれば それを君らに託すさ 生きろ だから生きろ 俺みたいに 松陰先生や久坂や入江や稔麿のように 長州男児の誇りをもっ…
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ゆらぎとは戦いなのだ

村上龍 著「白鳥」読了 吉川英治の「私本太平記」全八巻を日々のBGMとしてぼちぼち読んでいるが遅々として進まない。生活の最背景に波長の長い赤外線のような健全なガードが必要であるとの思いでこの物語を選んだが、波長の長い赤外線的物語に果敢な日々の推進力は期待すべくもない。最背景の赤外線的物語と同時に、やはり危険でも即効的な紫外線的波…
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肉体という舟 3

ここしばらくは夏風邪の筋肉痛に軋み 昨夜は一匹の蚊に悩まされた 熱射、紫外線雨、高湿、台風、盆 原発再稼動、安保関連法案、戦後70年談話、 人民元切り下げ、天津大爆発、上海市場暴落、世界同時株安・・ 夏の盛りー 目くらましに騙されたように 気だるさだけを残して飛んでいった 肉体という心もとない舟 翻弄される…
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肉体という舟 2

波もなく風もない 時という不気味な流れだけが静かに舟を押し流す 終わりなのか 終わっているのか 波にも風にも絡めない 潮流にも取り残されたか 暗黒の滝壺に引き寄せられるかのようにゆるゆると流される 曳航される漂流船のように やがて滝壺の藻屑となるか 地の果てに打ち上げられ白骨の瓦礫となるか 荒々し…
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肉体という舟

私が乗っている肉体という舟 一度出航したら死ぬまで一心同体だ 私が私の舟を降りる時は死ぬときなのだから 君は静まり返った入江や港に避難し続けるのか 毎日毎日決まり切った内海の安全なコースを少しばかり走り やれやれと一目散に飛んで帰ってくるのか 肉体という舟を持ちながら もっぱら繋留場所に意味を求め 惨めな舟を…
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瀑布を感じること

瀑布を感じることの絶望と希望 強烈な絶望こそ強烈な希望への唯一の道標 希望とは志だ 瀑布の中に立ち向かい続ける自分自身だ 遡上とは絶望に向かい勝ち上がり 道理や摂理や社会通念や常識を凌駕することだ 流されるままに流された吹き溜まりの停滞と 遡上に身の軋む停滞を一緒にするなよ 人生不可解と華厳の滝を飛び降り…
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遡上せよ

川の流れに逆らい遡上する 遡上とは啓示に触れた魂の だが叶うことのない切ない衝動だ 鮎や鮭や鰻の偉大さに如何して唸らずにおれようか 太平洋の彼方から生まれ故郷のせせらぎに 万難の敵と障害に立ち向かい乗り越えて ただ一念に燃え尽きる 人間の喜びは五欲煩悩にまみれ堕ちることだ 人生を謳歌し激しく生きるとは 五欲…
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未知なる闇

溺れているのだと知った 何もない日々は 快楽に堕ちて行くしかない のたうつだけの哀れで虚しい時間 朽ちた希望 萎れた夢 白んだ献身 溺れているのだ この俺が 絶望に鍛え上げられ 不屈の精神と眼力を養い 譲ること能わぬ美意識を持つこのー 辿り着いた本当の危機 最後の試練にごまかしは効かない…
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希望という光

フォークナー 著「八月の光」 読了。 1897年、ミシシッピ州生まれ 28歳で処女作を書き、その後もほとんど世間から注目されることもなく1945年には彼の17冊の創作集はすべて絶版になっていた。しかし彼の評判は翻訳を通じてフランスで高まり、アメリカでの評価は画期的な転換を行ないはじめ、1950年、彼53歳の歳にはノーベル…
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頂上の湯 2

朝顔湯のコバルト色した湯面に 雲間に開けた台風一過の涼やかな青空が映る 釜風呂の湯船に肢体を浮かべ 雲上に楽しむ 幸福を盛った皿など何処にもない 囲碁の一手の如き最善の一手が砂曼荼羅のように 描き消えゆくもの 一着、一着 人生などと平面的に捉えるのは裾野の群衆のそれであり 頂上に棲む者は一手一手、一…
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猿と人間の間

樹木が密集した熱帯雨林 湿度100%の飽和というカオス 命の楽園ではなく阿鼻叫喚の地獄 食物連鎖と弱肉強食の論理に覆われ閉じられた暗黒世界 調和ではなく飽和 おぞましい醜さが支配する闇 そこに猿はいても 人間はいない 1000万年~500万年前始まったアフリカの大地溝帯 幅35~100km、総延長700…
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夏・潮騒

どうしようもなく眩く明るい海 無常や哀しみや物憂さにしか聞こえない潮騒が 今は瑞々しい希望のささやきに聞こえる 此処もまた頂上ではないか 酒を飲み語り合う友は絶えても ここには全てを分かち合える海・潮騒がある ざぶーん、ざわざわざわ・・・ざぶーん、ざわざわざわ・・・ 俺の一人語りに、この潮騒に勝る応答はない…
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頂上の湯

天狗とは; 伝説上の妖怪の一種。山に住み、赤ら顔で鼻が長く、山伏の装束に一本歯の高下駄を履き、手には葉団扇を持ち風を自在に操る。平安時代の頃から各地の伝承や文献に登場し、密教や山岳信仰と関わりが深いことから、神通力を得るほどの修験者の成れの果て、極めて強力な怨霊の魔物、山の神といった色合いが濃く、物の怪の類とは一線を画す。人でなしのこ…
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没入と忘我の余韻

没入 強く打ち込み 忘我 無心に回る 愉楽 些細な事さえ何だか愉快で 覚醒 すべては鮮明でノイズもない 俯瞰 目の前のものが遠くに小さくみえる そしてまた没入する 内燃機関のシリンダーのように 肉体の代謝のように 収縮を繰り返す心臓のように 酸素を取り込み二酸化炭素を排出する呼吸のように …
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国策捜査にかけられた「天狗」

佐藤 優 著「国家の罠 ・外務省のラスプーチンと呼ばれて」読了 「紳士協定・私のイギリス物語」が良かったものだから、佐藤優氏が2002年5月背任と偽計業務妨害容疑で逮捕され、2005年2月執行猶予付き有罪判決を受けた後、最初の出版となる「国家の罠・外務省のラスプーチンと呼ばれて」をようやく読んでみようかという気になった。 東…
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或る日の雨上がり

昨日から今朝方まで降り続いた雨も止み 冷んやりとした朝霧が曇天との境目を隠しながらも 日中の好天を予感させる 霧に覆われた早朝の街並み、掻き消された山々 襟裳岬の朝がそうだった 夏の襟裳岬の朝はいつも深い霧の底にあった 霧が晴れ上がると期待に違(たが)わぬ襟裳の青い海に奇岩がそそり立ち白波が砕けていた 昆布小屋…
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ノンフィクションというフィクション

佐野眞一 著「あんぽん・孫正義伝」読了 2012年秋、佐野は『週刊朝日』で橋下徹大阪市長を題材としたルポ「ハシシタ~奴の本性」を開始した。しかし、そのタイトルや内容が部落差別を助長させるものだったために、同市長をはじめ各方面からの抗議が相次ぎ、連載は初回のみで中止となった。結果、佐野と週刊朝日は全面謝罪、発行元の朝日新聞出版社社長…
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それでも銃を持つ奇兵隊であれ

佐藤 優「紳士協定・私のイギリス物語」 読了 解説で翻訳家の鴻巣友季子が、『作者自身によれば本書はジャンルとしてはノンフィクションだというが、わたしが読んでいて漠然と感じたのは、ディケンズの小説「大いなる遺産」の手触りだった。・・「紳士協定」はその佐藤氏の深層心理上の構図において「大いなる遺産」と通底するものがある』と評した点に我…
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戦士の止まり木

カウンターをメインにした安い焼き鳥屋 生!それと ズリ4本、皮4本、塩で! 新幹線の時刻を店員に確認させているバカが三人 大きな声で盛り上がり店を独占している ここの時計は十分遅れているから大丈夫! すでに舌がもつれた阿呆が金切り声をあげ 遅れてきた一人を加えて更に調子づく 職員室がどうのこうのとこいつらは先公…
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大いなる道草

チャールズ・ディケンズ 著「大いなる遺産」(上)(下)巻 読了 じっくりと進んでいく物語。ディケンズ的な奇天烈な符合と収斂、だが浮薄ではない。深く重く厳しく真っ当な人生の茫洋たる湿原のごとき広がりに佇み続ける。アバンギャルドには道草だったかもしれないが、それなら大いなる道草だった。 安全・安心・順風のハイウェイが 希望と…
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プラットフォームを通り過ぎる風

さやさやと爽やかな風が渓谷のせせらぎのように ワイシャツをめくりあげた腕と日焼けしたあごと頬を洗い 初夏の匂いのするプラットフォームの先の空に抜けていく 満ち潮とともに吹き寄せる海風 軒下から躍り出て宙を切るツバメ さやさや さやさやと いつまでも いつまでも 寄せては返す白波の 南国の白砂を洗う潮騒のように…
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支留比亜珈琲モーニング

TULLY,S COFFEE スターバックス UCC上島珈琲 ・ ドトール ・ ・ 否(いや) ・ 今は支留比亜珈琲だ 原宿ペニーレーンでバーボンを飲むような Onlyの感覚が心地良い ほう、きみは名古屋からきたのか! ブラジルかアルゼンチンかどこかスペイン系の国の日本人街にでもありそうな ロー…
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新緑と松陰と五月晴れ

夢路にも かえらぬ関を 打ち越えて 今をかぎりと 渡る小瀬川 〈吉田松陰が萩から江戸へ移送される時に二度と帰れぬ故郷を偲んで詠んだ歌。広島・山口県境にかかる両国橋の山口県側にある歌碑、岸信介書。1921年両国橋が完成するまでは小瀬川の渡し船…
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