ドル円相場、134円を突破

E9118556-D345-4293-B5BD-3BE0F5F5C25C.jpeg為替が20年ぶりの円安水準だと大騒ぎだ

2002年の135円
つぎの節目が1998年の147円
さらには、1990年の160円

面白くなって来た

原因は日米の金利差に尽きると思うが、ここにきて欧州中銀も11年ぶりの利上げと今朝の日経一面に出ている。世界的な金利上昇の潮流の中で、マイナス金利は日本だけになったそうな

20年前、24年前・・嗚呼、32年前、の俺・・
かつて見てきた世界が脳裏をよぎる

30才前後のバブル時代をピークに、山のような不良債権の曇天の下、右肩下がりの失われた30年を並走し、インターネット・IT社会への大変革期の大波にも翻弄されながら、アメリカ同時多発テロや、小泉・竹中の構造改革・日経平均7千円の頃や、ライブドアショック、リーマンショック・サブプライム危機、東日本大震災・福島原発事故と、運に見放された冴えない時代を命からがら越えてきた

20年前といえば、21世紀という一種高揚感、ミレニアム幻想、ITバブル、起業ブーム等、21世紀になったことで、あたかもバブルのツケから抜け出たかのような、幻想としての希望を持った一時期ではあった

その頃の為替が、1ドル135円だったと・・

2011年には1ドル75円を付けた円高だが、いつのまにか危機意識も薄れ、どっぷりと円高の恩恵に預かって、経済成長も止まって久しいのに、デフレスパイラルなどとぼやきながらも、給料は上がらずともしっかりと安価な食材や生活物資に慣らされ、中国や韓国の長期経済成長を許し、まるで年金生活者の年金のように、円高に依存した安易な飽食生活こそが、この国をさらにだめにしてきた根源の一つに違いない。ちょっと物が値上がりしたからといって日銀の黒田総裁の広義の表現に言い掛かりをつけたり、何でも政府に文句を言う連中の、救い難いお上依存体質にもはや言う言葉もない。世界を見りゃ分かるだろうが。甘ったれるのもいい加減にしろ

惣菜も、インスタント食品も、レトルト食品も、冷凍食品も、菓子も、飲料もパンも、小麦粉も、缶詰も、酒も、野菜も、肉も、それぞれに存在を主張し始めた。卵も、もやしも、玉ねぎも、バナナも、ひさしぶりに主張する。ながいデフレ時代が続き、当たり前の感覚が失われて久しいが、自らの生を繋ぐそれら諸々の食品の一つ一つに感謝と尊敬の念が尚残っているならば、彼ら彼女らが主張し賑やかになることは、このご時世とこのご時世に慣らされた人間が真っ当な感覚に戻るために、むしろ喜ばしいことじゃなかろうか

まだまだ円安になるし、資源高も続くだろう
物やサービスの値段は上がり、インフレにもなるだろう
いずれ金利も上げざるえない

だが、それでも忘れていた何かを思い出す

生きることの厳しさを思い出し
生きていることの尊さを知る

頑張る意味を思い出し
頑張る喜びを知る

いざとなったら国のために我が身を投げ打つ覚悟をもちながらも
今は戦場になく、砲弾が飛んでこないことへの感謝を知る


目覚めよ
命を繋ぎうるパンと水、薄氷の上にある束の間の安全、の重みに

あゝ、面白くなって来た

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