世界の果ての焚火

E127E2CB-8B10-4160-8E99-869EBDECC0F4.jpeg焚火をしたいとずっと思っていた

カタンと音がして薪が崩れ その刹那 
何かを伝えようとしているかのように火の粉が舞い上がる

闇の中に赤々と光を放ち熱を発するそれは
刻々と微妙に姿を変えながら
必然なのか 偶然なのか
かろうじてここにある世界の その中心に
確かな意思をもって燃えている

アニミズムや先祖崇拝や八百万の神への
敬虔な畏怖する気持ちが分からないではない

だがここには 単にアニミズムの一つとは言い難い
重大な真実が隠されている


熱を発し燃えるという事象なのか
前衛舞踊のように揺らめく焔なのか

ずっと見ていたいのだ
わたしを捉えて離さないのだ

それはあらゆる宗教やその信仰以前に
わたしの中に刻印された根源的な何かだ

神であり悪魔
生であり死

遥かなる母胎であり
やがて帰って行く懐かしい故郷

すべての問いであり
すべての答え


おい! どう思う

友であり師
禁教であるかのように遠ざけられて久しい君よ

世界の果てで 焚火をする
枯木の闇に静まる 心の果てに火を灯す

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