My Way 6

C279CD65-47BA-4EB6-924A-A6B926187D02.jpeg紋次郎のロマンティズム

紋次郎も子連れ狼の拝一刀も
高度成長時代只中の

その果実に群れない
逆説的なシンボルでありヒーローだったとも言える

今太閤と言われた田中角栄が日中国交を回復し
日本列島改造論で国中が土建業者の槌音で沸き

マルクス経済学が日本を席捲し学生運動が猛威を振るい
それも挫折して鬼っ子の連合赤軍が革命妄想の果てに
惨めったらしく浅間山荘事件を起こした時代

フォークソングが若者を捉え熱狂したが
それに変わって歌謡曲全盛期が到来し

団塊の世代の若者をターゲットにした
テレビ主導による大量生産、大量消費時代が始まった時代

紋次郎のニヒリズム
あっしには関わりのねえことでござんす

の意味は

群れて喧しい、それらすべてに対しての
決別宣言である

あの時代の表舞台が、東海道新幹線での護送船団なら
紋次郎は一人中山道を行く

それでも

時代は活力に満ちていて
中山道の紋次郎の行く手にも

尚、一条の希望のようなものがあり
最高のロマンティズムと言えるものだった

それは自由への渇望であり
俺自身の若さだった



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この記事へのコメント

ママジャム
2020年08月02日 01:12
時代の変遷、人間の価値観、どのように紆余曲折を経たとしても、己を信じきることだと思います。大きな力です。