My Way 2

8DBE8DB3-CBF4-42A2-ADA6-2A4A801C1556.jpeg木枯し紋次郎 (中村敦夫 主演) 芥川隆行・エンディングナレーション

木枯し紋次郎 上州新田郡の貧しい農家に生まれたという
十歳の時故郷を捨て その後一家は離散したと伝えられる
天涯孤独な紋次郎が なぜ 無宿渡世の道に入ったかは 定かではない


時は移り YouTubeで上條恒彦の「だれかが 風の中で」を映像とともに聞くと
地下深くに堆積していた半世紀前の俺を魅了した強烈な共感が
間欠泉の如く噴き上がってくる

中村敦夫の表情の一コマ一コマが
自らのアルバムを見るかのようであり
エンディングの芥川隆行のナレーションに至っては
その切なさが 骨の髄まで染み入ってくる

切ない

幸せを求めない奴などいやしない
だが、求めたところで縁のない奴もいる

乞食のようなもの欲しいまねができるかよ

しあわせ ?

あっしには関わりのねえことでござんす

振り向いてどうなる
俺に縁などあるはずもない

みっともなく鼻の下を伸ばした阿呆づらを
未練がましく振り向けるなどと 死んでもできねえ

持ちつ持たれつの物乞いどうしの関係性
今じゃ腹の底から反吐が出る

賭場での丁半博打と一宿一飯がすんだら
時に女を買いもするが もうここに用はない

遥かに続く街道とお天道さんが待っている
風の中に旅立つ俺に 立ち塞がる奴は叩っ斬る

天涯孤独の高潔と
無宿渡世の愉悦

一期一期を後にして
一会一会を捨てて行く

人のご都合と欲望に用はない
あばよと言うかわりに口に含んだ長楊枝を吹き捨てる

あっしには関わりのねえことでござんす

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この記事へのコメント

ママジャム
2020年07月13日 06:16
切なさすぎます。しかし、基本は心の底ではそうかもしれないと思う。