The Carpenters-A Song For You

D3281AA9-9D8E-43B2-9089-63352B51A556.jpegがらんとしたファミレスの窓際のテーブルで一人、深煎り焙煎珈琲を飲む
1972年リリースのカーペンターズのA Song For You がBGMで流れている

優しくて美しいメロディが新型コロナウィルス緊急事態宣言下の閑散とした店内に
あてもなく流れる様が、何故だか甘く切ない

1972年のポセイドンアドベンチャーや1974年のタワーリングインフェルノの
映画もさることながらそのテーマ曲から受けた感動が不意に蘇る

カタルシスを得たあとの心に滲み入る美しいメロディと優しい歌声


まさかの新型コロナウィルス緊急事態宣言下に
カタルシスというにはまだあまりに甘っちょろい現状において

こうして中途半端に開けた店の片隅で
これまたふざけた客の一人として

いつもの深煎り焙煎珈琲を飲みながら
カーペンターズのA Song For You に聞き入る

司馬遼太郎の「翔ぶが如く」第六巻の
明治7年ごろの凄まじい混乱に思いを馳せながら

窓の外の幹線道路の何の変哲もない車の往来を何気に眺ることの
何故今日は妙に気分がいいのかを考える


今こそ多くの悲劇と極限までの混乱と
増長した連中の悲鳴と断末魔が必要なのだ

未だ醒めやらぬ経済成長という名の正義と
国に自ら一個の命と生活を守ってもらうことが当然だと疑わない堕落し切った多くの人間に、報復の鉄槌が必要なのだ

深煎り焙煎珈琲が美味い

わずかなるカタルシス
あるいは、カタルシスの予感とでも言おうか



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この記事へのコメント

ママジャム
2020年04月26日 14:59
ふざけた客人のカタルシスを私は真剣に願う。既にそんな気分ですよね