狂人志願(***)

今日も 圧倒的で揺ぎ無い凡夫の一日が終わった。  

おそらく 世界漫遊をしても凡夫 宇宙の果てまで旅しても凡夫

タイムマシンで過去や未来に行ったとしても凡夫だ

自分と言う認識の牢獄に気がついた時 

何をどうもがいても その投網から逃れられないと知ったとき 

DNAや絶対的環境や そこから生まれた自分がさらに 

    自分という認識の牢獄の囚人であることに気づき至ったとき  

         閉所恐怖症のような 身もだえするような息苦しさを感じる。


脳ミソは どうして発狂しないのか  

かれこそ世界漫遊をしても 宇宙の果てまで旅しても

タイムマシンで過去や未来に行ったとしても かれを閉じ込める頭蓋骨から外へ出ることはできないのだ。


かれは私の忠実なしもべなのか

かれこそ 肉体の中のわたし自身ではないのか


私は意思を持ち かれは意思をもたないのか



いや 待てよ

この苦しみこそが かれの意思ではないのか

わたしのしもべでありながら かれの密かに持つかれの苦しみではないのか。


 

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